最近「終活」や「生前整理」という言葉を
よく耳にするようになりました。

実家を片づけなくちゃ、そう思っている人も
増えてきました。

ゴールを決めよう

終活をはじめよう。
生前整理をはじめよう。

そう思ったらまずゴール設定をすることを
おすすめします。

たとえば、子と同居するから引っ越しをする、
シニアマンションに入居するという場合と、
今すぐ住まいを変えるわけではない、
身の回りを整えたい、
という場合とではやり方もスピードも違います。

 

一気にやろうとしない

引っ越しの場合は期限がありますが、
そうでない場合、いくつかのステップに分けて
取り組んでみましょう。

特に実家(親の家)を片づける場合は
モノの持ち主である親の意見を無視して
片づけることはできません。

 

実家を片づける場合、「モノを整えるところから始める」方法もおすすめ

年を重ねれば、モノも増えて行きます。

他の人から見れば、「いらないでしょ」「ゴミでしょ」

と思うモノでも、持ち主である親からみれば
大事なモノ、思い入れのあるモノばかりです。

「使ってないならいらないよね」

といってポンポン捨ててしまうのはもってのほか。

まずは、持ちモノを見直して整えるところからはじめる
という方法がおすすめです。

 

「使いやすくしよう」をキーワードに

親に「片づける」「整理する」という言葉を使うと
拒絶反応を起こされる場合があります。

まずは「ここを使いやすくしよう」と提案してみましょう。

これはここにあった方が便利。

これはあっちにあった方が便利。

そんな風に少しずつ提案して、
使い勝手を変えて行く。

いつも使っている場所が使いやすくなると
「じゃぁ他もやってみようか」
と提案しやすくなり、受け入れてもらいやすくなりますよ。

 

おわりに

実家(親の家)を片づけようと思うと
自分の家を片づける以上に
エネルギーを使います。

時にはしなくていいケンカをしてしまうことも
あるかもしれません。

しかし、ゆっくり決して無理強いせず、
片づけのきっかけを一緒に
つくっていくようにしましょう。