親の家の片づけは、できるだけはやく行うのがベストですが
親が自立して生活しているうちに済ませてしまうのが理想です。

年を重ねて行くと、介護が必要になる場合も多くなります。

親が、必要なモノなのかそうでないモノなのか判断できるうちに
これからの生活がより豊かで安全に過ごせるよう環境作りが必要です。

万一介護スタッフや家族が介護に入ることになった場合も
あわてずにすみます。

親の意思を尊重しよう

「これは使ってないでしょ」
「これはいらないでしょ」
「これは捨てるよ」
など、ついつい口出しをしたくなりますが
親の意見を尊重するようにしましょう。

 

周りが勝手に進めない

家族や子供がどんどんすすめてしまうと
親はとまどってしまいます。

場合によっては「このままでいい」と
かたくなに心を閉ざしてしまう場合もあります。

 

主導権は親が握る

親自身でできることは自分でするようにしたり
分からない、迷うモノなどは親に相談したりして
主導権は親であるという雰囲気を作るようにしましょう。

 

押しつけない

収納本を読んだり、テレビや雑誌にかいてあることを
そのまま押しつけてもうまくいかない場合があります。

また、早く済ませてしまいたいからと
周囲のペースや価値観を押し付けるのはひかえましょう。

 

親の気持ちを傷つけないいい方

家をかたづけよう、と提案しても
なかなか作業に取り掛かれないという場合があります。

ついあせって価値観を押し付けてしまいがちですが、
親の意思を尊重し、できることは自分でやってもらうようにしましょう。

 

おわりに

自立している親の家の片づけをするときの
注意点をご紹介しました。

親の家の片づけをスムーズに進めるために
親主導で、親の気持ちを尊重しながら
取り組んでみてくださいね。